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イエメン バニーマタル 原生種 ナチュラル サンドライ
スペシャルティコーヒー
内容量:100g
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カッピングプロファイル
赤ワイン、ミルクチョコレート、スィートスパイス
国:イエメン
標高:1500〜1800m
エリア:バニーマタル地方
品種:原生種
生産処理:ナチュラル/サンドライ
■テイスターコメント
最高級モカコーヒー原生種だけが持つ香り高いモカ臭、甘味とコクのバランスが良く、はっきりとした風味特性を持ち合わせています。
最高級のモカコーヒー“バニーマタル”
モカの名産地『バニーマタル』
イエメン内陸山岳地方(標高1000m〜3000m)の段々畑で「モカ」コーヒーは生産されています。この中でも特に有名な産地が、アラビア語で「雨の子孫達」を意味する「バニーマタル」地方です。この地方はその名の通り雨が多く、またしばしば霧がかかることでも有名です。「バニーマタル」コーヒーは原生種に近いので、生み出される豆は素朴でありながら気品のある味わいを醸し出すことで知られています。又、金色の豆が入っていることから、この豆は『ゴールデン・マタリ』とも呼ばれ独特のモカ臭と共にこれがバニーマタルの特徴です。
イエメンコーヒーの歴史と伝搬
「モカ」は紅海に面した、イエメンの小さな港町です。1628年のある日、この港でオランダ商船に40袋のコーヒー豆が積み込まれました。これがヨーロッパ人が買った最初のコーヒーでした。ただし当時まだヨーロッパではコーヒーを飲む習慣がなかったため、この豆はペルシャ・インド方面に売られたそうです。1661年、ヨーロッパ「アムステルダム」で最初にコーヒーが売り出されました。もちろんこれもモカから積み出されたコーヒーでした。その後ヨーロッパ人は安いコーヒーを大量に確保するために、それぞれの植民地に「モカ」の豆を持って行ってコーヒーの栽培を始めました。
現在、南アメリカや東南アジアで栽培されているコーヒーの多くは、もともとこうしてイエメンから運び出されたと一説には言われており、イエメンは世界のコーヒーの母国とされています。
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