私たちはスペシャルティコーヒー専門店
Align Coffee Roaster（アラインコーヒーロースター）です。

2024年2月、世界遺産・国宝姫路城近くにオープンしたコーヒースタンドには

焙煎所と珈琲研究所を併設しています。

店名の「Align（アライン）」は「揃える」という意味を持ちます。

その名の通り、コーヒー生豆を一粒一粒サイズごとに均一に揃え、

少量ずつ、丁寧に焙煎しています。

それはとても手間がかかる作業です。

ですが、コーヒーファンの方々に雑味のない最高のコーヒー体験を提供するためです。

時間と労力は惜しみません。

私たちはそのためにお店を作ったからです。


▼写真左側：焙煎所と珈琲研究所　　▼写真右側：1階店舗、2階カフェスペース

コーヒー豆は一粒一粒大きさや形が異なります。

農作物なので形や大きさが異なるのは当然かもしれません。

それが当たり前とされ、これまで誰もその点に深く考えを巡らせてこなかったのだと思います。

ですが私たちは、そこにこそ大きな問題が潜んでいるのではないかと考えたのです。

「この違いこそが、嫌な雑味を生んでいるのではないか？」と。

コーヒー生豆のサイズの違いが雑味の原因であることに気づいたのは、

まさに私たちのコーヒーへの情熱の証です。

それから6年間、私たちはこの問題に取り組んできました。

なにも無いところから情熱だけでやってきました。

そして遂に、最新AI技術を駆使した「コーヒー生豆AIサイズ選別機」を開発しました。

コーヒー生豆のサイズを体積レベルで精密かつ均一に揃えるというコンセプトは
私たちアラインコーヒーロースターだけのオリジナルの取り組みです。

多くの選別機械メーカーに協力をお願いしましたが実現は不可能だと断られ続けました。
私たちが調べ尽くしたかぎり、海外を含めて同じ取り組みのコーヒーは存在しませんでした。

店舗に併設した珈琲研究所ではAIディープラニングで欠点豆の特徴を学習させた
2台のAIサイズ選別機が稼働しています。

生豆に混入している欠点豆を取り除き、サイズを横幅0.2mm単位、縦1mm単位で高精度に選別します。
これまでは不可能だった雑味のない最高のコーヒーを提供することを実現することができました。

店舗では常時20〜30種類のスペシャルティコーヒーを揃えています。

すべての豆を同じ工程で、均一にサイズ選別しています。

そして粒の大きさが、均一に揃った生豆だけを少量ずつ、丁寧に焙煎しています。


私たちは同業者があきれるほど膨大な時間とコストをかけてコーヒーを作ってきました。

そして、これから先もずっと続けていきます。


私たちの取り組みを応援してくださる、たくさんのコーヒーファンの皆様に
最高のコーヒー体験を届け続けたいからです。