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ペルー パランカナヨ農園 マルシアル・クカパ 150g

¥3,000 税込

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ペルー パランカナヨ農園 マルシアル・クカパ
トップスペシャルティ
内容量:150g

カッピングプロファイル
ホワイトワイン、フラワリー、オレンジ、ネクタリン、ブライト、ジューシー、シルキーマウスフィール、トランスペアレント

国:ペルー
標高:2075m
エリア:クスコ、パウカルタンボ、オトカニ、バジェ・リオ・マパチョ
品種:ティピカ
農園名:パランカナヨ農園
生産処理:ウォッシュド
生産者:マルシアル・クカパ・ママーニ
ペルー小規模生産者ロット

南部クスコの小規模生産者

インカ帝国の古都クスコ
11〜12世紀頃、ペルー南部の標高約3,400mの高所に建設された、かつてのインカ帝国の主都クスコ。ケチュア語で「ヘソ」を意味するクスコは、まさにインカ帝国の交易の中心的な街としてインカ道を結ぶ重要な土地でもありました。16世紀にインカ帝国が衰亡した後も、数多くの強固で緻密な石組みが現存し、クスコ市街は1983年に文化遺産として登録。マチュピチュへの玄関口としても知られ、インカ帝国時代とスペイン時代の遺産が数多く残るクスコは、ペルー有数の観光スポットとして多くの観光客が訪れています。

スペイン統治時代から始まったと言われるコーヒー生産において、ペルーでは南北を縦断するアンデス山脈に沿って生産が広まっています。クスコ周辺からプーノまで続く南部のコーヒー生産地帯は、小規模生産農家によるコーヒー生産が行われ、農協を通じ集積したコーヒーが流通のメインとなっています。北部に比べ、生産量も全体の5%程度と小さな規模ではあるものの、厳しい自然環境が生み出す肥沃な土壌で生産されるコーヒーは、北部とは異なる風味を有し、重厚で華やかなコーヒーを生み出す隠れた名産地と評価されています。

子々孫々受け継いできたティピカ種
パランカナヨ農園を営むマルシアル・クカパ氏は、標高3400mある県都クスコから北東へ下った2000mのパウカルタンボという谷あいの町に暮らす小規模農家です。パウカルタンボという町自体は標高3000m付近にある町で、高山エリアを1000mほど下った先に農園があります。マルシアル氏は両親から農園を受け継ぎ、四半世紀に亘ってコーヒー農園を営んでいるケチュア語族の生産者です。ケチュア語族はインカの時代からこの地に暮らしてきた先住民族で、この地のコーヒー生産文化を気付いてきた人々です。およそ3Haのコーヒー生産地で年間20Bagほどのコーヒー生産を行っており、コーヒー以外にもジャガイモやアボカド、ユッカ、柑橘類などを育て、生計を立てています。

生物の多様性や水資源などの自然環境を重んじる事が大切な事だと、この地では古くから教えられており、コーヒー生産だけでなく文化遺産も現存する事から、伝統を重んじた文化が根付く地域でもあります。農園のティピカ種も父から受け継いだ大切なコーヒーノキで、近隣の自然保護区との調和、動植物の恩恵を受けながら、子々孫々大切に育てています。

ベストを尽くしたコーヒーを
7月から9月にかけて収穫期を迎えるパランカナヨ農園。ペルーのクスコ近郊の地域は、元々は地域の農協に卸していましたが、近年はスペシャルティコーヒーのマーケットが広がりを見せ、農協の仕組みも少しずつ変化し、品質の高いコーヒーには自分のコーヒーとして高い価格で流通できるように進んでいます。各生産者共にここ数年品質向上のためにコーヒー生産を見直しや農業指導などを積極的に受けており、マルシアル氏も収穫時の選別や熟度から始まり、水洗式のプロセスの工程、乾燥工程、その後の保管など全ての工程が品質を左右する事を毎年改めて学び、品質向上に努めています。そのため、収穫期から保管までの4か月ほどは、手間と時間を惜しまずに選別や適切な発酵工程、乾燥と細心の注意を払っています。
毎年、自分たちにとってベストを尽くしたコーヒーを作っており、こうして自身の農園の名を冠してスペシャルティコーヒーとして飲まれることに喜びを感じます。最高の品質を目指して作ったこのコーヒーを是非楽しんでください。

2021年カッピングコメント
透明感と熟度の高い甘さ透明感がありながらも量感のしっかりとした甘さがあり、酸やフレーバーにおいてもストーンフルーツやマーマレードなど熟度の間を感じられるロットに仕上がっているように思います。マウスフィールは、クリスピーな印象があり、熟度感がありながらも爽やかに飲み進められるイメージです。アフターテイストも長く、ウェルバランスなコーヒーだと思います。
また、多少焙煎が深くなった際にもクリーンカップが十分に保たれる印象でした。浅煎りでマンゴーやオレンジのような風味を、中煎り以降でストーンフルーツのようなフレーバーをと、それぞれの焙煎度での変化も楽しんで頂けるように思います。

ストーンフルーツ、マーマレード、ブライトオレンジ、ホワイトシュガー、クリスプマウスフィール、ロングアフターテイスト

2022年コメント
上品で華やかなコーヒーとても上品なアロマ・フレーバーがあり、フラワリー、ホワイトワイン、オレンジ、ネクタリンなどクリーンで透明感のある風味を感じました。酸の質感やマウスフィールも昨年同様に充実しており、甘さの伴うジューシーなアシディティやボディ感のあるシルキーな質感など、量感の豊かさも感じます。
カップの透明感や風味の特徴からティピカらしさが感じられ、エレガントなコーヒーに仕上がっています。生産量は昨年同様に少ないものの、今年も楽しんで頂けましたら幸いです。

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南部クスコの小規模生産者

インカ帝国の古都クスコ

11〜12世紀頃、ペルー南部の標高約3,400mの高所に建設された、かつてのインカ帝国の主都クスコ。ケチュア語で「ヘソ」を意味するクスコは、まさにインカ帝国の交易の中心的な街としてインカ道を結ぶ重要な土地でもありました。16世紀にインカ帝国が衰亡した後も、数多くの強固で緻密な石組みが現存し、クスコ市街は1983年に文化遺産として登録。マチュピチュへの玄関口としても知られ、インカ帝国時代とスペイン時代の遺産が数多く残るクスコは、ペルー有数の観光スポットとして多くの観光客が訪れています。
 スペイン統治時代から始まったと言われるコーヒー生産において、ペルーでは南北を縦断するアンデス山脈に沿って生産が広まっています。クスコ周辺からプーノまで続く南部のコーヒー生産地帯は、小規模生産農家によるコーヒー生産が行われ、農協を通じ集積したコーヒーが流通のメインとなっています。北部に比べ、生産量も全体の5%程度と小さな規模ではあるものの、厳しい自然環境が生み出す肥沃な土壌で生産されるコーヒーは、北部とは異なる風味を有し、重厚で華やかなコーヒーを生み出す隠れた名産地と評価されています。

子々孫々受け継いできたティピカ種

パランカナヨ農園を営むマルシアル・クカパ氏は、標高3400mある県都クスコから北東へ下った2000mのパウカルタンボという谷あいの町に暮らす小規模農家です。パウカルタンボという町自体は標高3000m付近にある町で、高山エリアを1000mほど下った先に農園があります。マルシアル氏は両親から農園を受け継ぎ、四半世紀に亘ってコーヒー農園を営んでいるケチュア語族の生産者です。ケチュア語族はインカの時代からこの地に暮らしてきた先住民族で、この地のコーヒー生産文化を気付いてきた人々です。およそ3Haのコーヒー生産地で年間20Bagほどのコーヒー生産を行っており、コーヒー以外にもジャガイモやアボカド、ユッカ、柑橘類などを育て、生計を立てています。
 生物の多様性や水資源などの自然環境を重んじる事が大切な事だと、この地では古くから教えられており、コーヒー生産だけでなく文化遺産も現存する事から、伝統を重んじた文化が根付く地域でもあります。農園のティピカ種も父から受け継いだ大切なコーヒーノキで、近隣の自然保護区との調和、動植物の恩恵を受けながら、子々孫々大切に育てています。

ベストを尽くしたコーヒーを

7月から9月にかけて収穫期を迎えるパランカナヨ農園。ペルーのクスコ近郊の地域は、元々は地域の農協に卸していましたが、近年はスペシャルティコーヒーのマーケットが広がりを見せ、農協の仕組みも少しずつ変化し、品質の高いコーヒーには自分のコーヒーとして高い価格で流通できるように進んでいます。各生産者共にここ数年品質向上のためにコーヒー生産を見直しや農業指導などを積極的に受けており、マルシアル氏も収穫時の選別や熟度から始まり、水洗式のプロセスの工程、乾燥工程、その後の保管など全ての工程が品質を左右する事を毎年改めて学び、品質向上に努めています。そのため、収穫期から保管までの4か月ほどは、手間と時間を惜しまずに選別や適切な発酵工程、乾燥と細心の注意を払っています。 毎年、自分たちにとってベストを尽くしたコーヒーを作っており、こうして自身の農園の名を冠してスペシャルティコーヒーとして飲まれることに喜びを感じます。最高の品質を目指して作ったこのコーヒーを是非楽しんでください。

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